こんな方にオススメな記事です
- 定額カルモくんに興味があるけどクチコミが不安
- 車は高い買い物だから失敗したくないし、お得な買い方なのか知りたい
- 定額カルモくんの良いところだけでなく、デメリットも正しく理解しておきたい
トヨタのサブスク「KINTO」とは?
サービス概要
トヨタのサブスク「KINTO」とは、トヨタが運営するクルマのサブスクリプションサービス(リース契約)です。クルマの購入・維持に必要な様々な諸費用が毎月定額の利用料に含まれており、万が一の修理代や任意保険もコミコミになっているため、突発的な出費の心配がありません。
例えば、ルーミーであれば、37,290円/月(初期費用フリープラン・3年契約)で乗ることができます。
自動車保険が含まれているのは安心だね!
でも若い人は保険が高いから、KINTOも高いんじゃないの?
KINTOは自動車保険もコミ!
通常、自動車保険は若い人(20代は特に!)や、等級が低い人は保険料が高くなり、人によっては毎月2万円近くすることも。
一方、KINTOであれば、若い人や等級が低い人であっても全員同じ定額の月額利用料!
そのため、保険料が高くなってしまう方にはKINTOがオススメです。
KINTOは納期が早い!
KINTOの大きな特徴として、通常購入するよりも早く納車される点が挙げられます。
近年は半導体不足の影響でどの車も長納期となっていますが、KINTOであれば最短1.5〜2ヶ月で納車されます。
そのため、「早く車に乗りたい!」といった方にはKINTOが向いていると言っていいでしょう。
KINTOの2つのプラン
KINTOにはニーズに合わせて選べる2つのプランがあります。
「初期費用フリープラン」「解約金フリープラン」それぞれについて解説していきます。
初期費用フリープラン
初期費用フリープランの特徴は以下の通りです。
初期費用フリープランの特徴
- 頭金が不要で気軽にクルマに乗れる
→その代わり契約期間中に解約をしようとすると「中途解約金」が発生する - 契約期間は3年・5年・7年から選べる
- 期間中に他のクルマに乗り換えたい場合、のりかえGOを使ってお得に乗り換えできる
- ボーナス払いを設定して毎月の負担を減らすこともできる
解約金フリープラン
解約金フリープランの特徴
- 契約期間は必ず3年でスタート
→気に入った場合は2年間の再契約を2回することができるため、最長7年乗れる - 契約期間中に解約しても解約金は一切かからない
- 契約をするタイミングで申込金(頭金のイメージ)を支払う必要がある
→その代わり、毎月の利用料は初期費用フリープランと比較して1割程割安 - ボーナス払いやのりかえGOは利用できない
解約金フリープランは、契約期間中に解約する可能性がある方をターゲットにしているため、「決めた期間は最後まで乗るつもり!」といった方にはあまりマッチしないかもしれません。
逆に、「免許返納の可能性があるような高齢者」「転勤族でもしかしたら東京に転勤で車が不要になるかも」といった方にはかなりオススメです。
2つのプランの比較
付帯されている自動車保険の内容
KINTOには自動車保険(任意保険)が標準でセットされています。補償内容は以下の通り。
補償内容 | |
---|---|
運転者の制限 | 年齢制限:なし 運転者の制限:契約者が認めれば誰でもOK(個人契約の場合) |
対人賠償 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 |
人身傷害 | 1名あたり5,000万円 |
車両保険 | ・自己負担額:1事故あたり5万円 ・当て逃げや自損事故も対象、天災(地震・噴火・津波など)は対象外 |
特約 | ・弁護士補償:1事故あたり300万円 ・レンタカー費用:車種に応じて設定 ・ロードサービス費用:1事故あたり30万円 |
保険会社 | 東京海上日動火災保険株式会社 |
備考 | 万が一保険を利用しても、月額利用料には一切影響なし |
1番のポイントは、なんといっても事故で保険を使っても月額利用料が変わらないこと。
例えば、若い方であれば元々保険料が高いのに、事故で保険の等級が下がってしまい保険料だけで月3万円近くになってしまう・・・といったこともあり得ますが、KINTOであればそのような不安も一切ありません。
中にはKINTOでしか買えない車種・グレードもある!
トヨタ車の中にはKINTOでしか買えない車種もあります。
例えば、2022年5月に発売開始となった電気自動車「bZ4X」は個人の場合KINTOでしか購入することができません。
また、新型プリウスの一部グレードもKINTOのみでの提供となるようです。
KINTOのメリット・デメリット
メリット(KINTOが向いている人)
KINTOの特徴は大きく、以下の通りです。
KINTOの特徴
- 保険を含めた諸費用がコミコミ
- 事故で保険を使っても月額利用料が上がらない
- 保険の運転者制限が殆ど無い
- トヨタの新車に早く乗れる
これらのポイントが「いいね!」と思う方にはKINTOがオススメですね。特にお若い方(20代〜)であれば、コスト的にKINTOはかなりお得ですので、次のデメリットが気にならなければKINTO一択かもしれません。
デメリット(KINTOが向いていない人)
一方でKINTOにもデメリット・注意点があります。
禁止事項と走行距離の制限があるため、以下を確認の上、自分にマッチしているか確認しましょう。
禁止事項と距離制限
- 電子タバコを含む喫煙
- ペットの乗車
- 改造や競技走行
- 距離制限:返却時に計算、1ヶ月あたり1,500km
(超えた場合、トヨタ車→11円/km、レクサス→22円/km請求あり)
1年換算:18,000km
3年プラン:54,000km
5年プラン:90,000km
7年プラン:126,000km
そのため、「改造をしたいと思っている」「タバコは車の中でも吸いたい」「今入っている保険料が元々安い」「通勤で年間1.8万km以上乗る」と言った方はKINTOにしない方が無難と言えるでしょう。
申し込みの流れ
ステップ①:KINTOのHPにアクセスし、車種ラインナップページに行く
まずはKINTOのHPにアクセスします。
ページ上部のメニューにある「車種ラインナップ」をクリック(タップ)
KINTOで取り扱いのある車種一覧が表示されるので、見積したい車種をクリック
ステップ②:購入したい車種で見積を行う
見積は、以下の4ステップで完了します。
- グレード・カラーの選択
- オプションの選択
- 名義(個人or法人)の確認
- 選択内容確認
ステップ③:審査申し込みを行う
購入プランが確定したら、見積画面の「次へ」をクリックして申し込み画面に進んでいきます。
尚、審査申し込みにあたっては、「My KINTO」というマイページのようなものに登録する必要があり、メールアドレスが必須となります。
また、審査申込をするだけで何か料金が発生したり、セールス・売り込みの連絡が止まらなくなるようなことは一切ない上、
審査結果の連絡までに最長3営業日かかるため、まずは審査が通るかどうか気軽に申し込むのも得策かと言えます。
ポイント
- 審査の結果連絡までには最長3営業日かかる!
- 審査申し込みをしたからといって、契約する義務やセールスの連絡なども一切無いので、
気軽に申し込みをしてOK!(試しに複数パターンのプランで申し込むのもアリ)
ステップ③:契約手続きを行う
審査結果は登録したメールアドレス宛に連絡が来ます。
メールに記載のURLから、My KINTOにログインして契約手続きを行います。
やることは、
- 申し込み内容(プラン・個人情報)の確認
- 支払い方法の選択(口座振替 or クレジットカード払い)
→口座振替:後日、自宅に口座振替依頼書が届きます
クレジットカード払:カード番号等を入力していきます - 利用規約の最終確認
の3つだけなので、5-10分もあれば完了します。ただ、一度契約が完了すると基本的にキャンセルはできないこととなっていますので注意してください。